太古から棲息するサンゴが、長い年月をかけて造り上げた大自然ーサンゴ礁。そのサンゴ礁の危機が問われる中、『人と自然とが共存できる』社会を守るために私たちは何ができるのか?
デルフィスは創業以来、海洋生物の中でも特にその不可思議な生命に魅せられて、サンゴを中心に研究し、常に自然と向き合い、自然に教わりながら、育てるための器材、用品を開発してきました。
アクアリウムという趣味の世界を楽しむのと自然を守ることとは相反すると思う人もいるかも知れません。 しかし、デルフィスはこれからも多くのアクアリストに生き物を育ててほしいと願っています。
水槽という閉鎖された環境下で生き物を育てること、自然での生息環境について多くを学ぶことができます。そしてそれは自然の大切さを身近に理解してもらえる近道であり、人間も自然に生かされていることを解ってもらえる教材であると信じています。
そのために、デルフィスは自然の海やサンゴの生態、そしてサンゴ礁を取り巻く環境を知り、人工的につくり上げた環境で、サンゴの育成条件を追求していく・・・ 。それを繰り返し、研究しながらデルフィスの製品は生まれてきました。 現在では、海水だけに留まらず、淡水でのアクアリウムにも範囲を広め、製品開発を進めています。
また、昨今では、マリンアクアリウムの技術も進歩して、ホームアクアリウムだけではなく、水族館の巨大水槽でも生きたサンゴの生態系が見られるようになりました。
さらに、サンゴを養殖して、自然の海に移植放流する技術も向上し、サンゴを昔の自然の姿に戻していこうという活動が行われています。アクアリウムの世界に触れているからこそ、大切な自然を守る活動に、デルフィスはこれからも協力していきます。
そして『人と自然とが共存できる』社会を提案していきます。
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