Q1 |
ランプの寿命は何で決められているのですか? |
A1 |
通常、【寿命】とは定格寿命のことをいい、ランプの寿命は多数のランプを標準条件下で点灯したときの平均寿命を示しています。HIDランプについては、残存率(点灯するランプが残っている場合)が50%以下になった時間を寿命と定めています。 |
Q2 |
アストロビーム(UVカット)ランプの寿命はどれくらいですか? |
A2 |
アストロビーム(UVカット)ランプの最も大切なのは波長です。10000K以上でサンゴ育成用として波長が安定して発する時間は約3000時間です。(ランプの寿命は約6000時間です。)メタルハライドランプは蛍光灯と違って、寿命が迫ってきたからといって球がちらついたりしませんので、約3000時間を球交換の目安としてください。球が切れたまま通電し続けると安定器の故障の原因となりますのでご注意ください。 |
Q3 |
ライトは何を基準に選べば良いですか? |
A3 |
選ぶポイントは必ずしもあてはまるという訳ではないのですが、大きなポイントとしてまず第1に水槽の大きさ、第2に生体の種類があります。灯具を各々水面より30cm上から照射した場合、レフムーブⅡは60×60(cm)(ブースターを使用しない場合)に、DJは90×60(cm)に光が集まるように反射板の設計をしています。水槽の高さは大体45〜60(cm)位だと思いますが、ミドリイシなど浅瀬に棲息しているサンゴを飼育する場合は、レフムーブⅡ-250wをお勧めします。イソギンチャクやコハナやクサビラなど比較的口の大きなサンゴやソフトコーラルなどは水槽の高さが45cm位であれば、レフムーブⅡ150Wかリアルブ、水槽の深さが60cm位の場合は、レフムーブをお勧めします。 |
Q4 |
タコ足配線などはランプや安定器にどのような影響を及ぼしますか? |
A4 |
たこ足配線をすると電源電圧が変動し、ランプ電力、ランプ光束などの諸特性が変化します。電源電圧が低いとランプの始動が不安定だったり、立ち消えになる恐れがあります。また、電源電圧が高いとランプや安定器の寿命が短くなります。 |
Q5 |
メタルハライドランプは消灯した後すぐに点灯しないのはなぜですか? |
A5 |
通常ランプの始動は常温で行われるため、常温で最も始動しやすい工夫がされています。また、消灯直後のランプは高温の発光管の中で金属蒸気圧が高いままであるため、始動しにくい状態になっています。そのため、発光管温度が下がって放電開始になるまで始動しないのです。 |
Q6 |
安定器の使用可能な温度範囲は何度から何度までですか? |
A6 |
レフムーブの銅鉄型安定器単独では、-10℃〜40℃、リアルブのインバーター安定器では-5℃〜45℃が使用可能な温度範囲です。但し、安定器に使用する絶縁物の種類などによって、上限値が、また接続するランプの低温始動特性によって、下限値も異なります。また、継続的に高温及び低温状況が続くと故障の原因になりますので、安定器の設置場所は通気性を良くし、複数の台数を置く場合は必ず10cm以上(推奨は20cm以上)あけて、設置場所が40℃を超えないようにしてください。 |
Q7 |
50Hz用のHID安定器を60Hzで使用したらどうなりますか? |
A7 |
50Hz用HID安定器を60Hzで使用した場合、ランプ電流が減少し、効率が落ちて暗くなります。また、60Hz用HID安定器を50Hzで使用した場合、ランプ電流が増加し、過大電流が流れ、危険な状態になります。どちらにしても銅鉄安定器の場合は、各々サイクルが違っうと使用できませんので、ご購入の際はご注意ください。 |
Q8 |
並べて設置するときは安定器と安定器の間はどれくらい離せば良いですか? |
A8 |
10cm以上離して設置してください。 |
Q9 |
アストロビームライト専用アームの高さは調整できますか? |
A9 |
アームの高さは固定なっています。 |
Q10 |
1ヶ月あたり、かかる電気代の計算の仕方を教えてください。 |
A10 |
1ヶ月の電気料金=消費電力(kwh)×電気料金単価×使用時間×日数 レフムーブ150wの消費電力は182wなので、これをkw(キロワット)にすると0.182kwhになります。電気料金は各地によって違いますのでご確認ください。 |
ライブシーソルト |
Q1 |
ライブシーソルトは魚用とサンゴ用に分かれてないのですか? |
A1 |
ライブシーソルトはサンゴを長期飼育できるよう、水槽という閉鎖環境下の中で、サンゴ礁域の水質を再現し、維持できるよう開発した人工海水です。
海水にはさまざまな成分が含まれており、サンゴは特にそれらの成分の維持やバランスが成長や長期維持に影響します。
アクアリウムで育てる海水魚は、サンゴ礁域に生息する種類も多く、また、サンゴが育つ海水環境は優れているので、魚を育てるのにも最適です。
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Q2 |
ライブシーソルトの成分バランスに優れたというのはどういう意味ですか? |
A2 |
ライブシーソルトは高カルシウム、高アルカリ度にも関わらず、素早く溶けてイオン化し、透明度を保ち、水質を維持します。
これは、人工海水の成分がしっかりと水中にイオン化して、バランスを保ちながら存在していることになります。
しかし、成分バランスが悪かったり、偏りがあると、一度溶解した成分が、すぐに再結合し、結晶化して沈殿します。
沈殿は主にカルシウム成分で、水質バランスが悪く、イオン化して水中に存在できないため、析出しており、主にカルシウムやアルカリ度成分が海水中から減少していることになります。本来の人工海水のポテンシャルを保つためにはしっかりと溶解させて、透明度を保つことが大切なのです。
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Q3 |
ライブシーソルトにアンモニアは含まれてますか? |
A3 |
ライブシーソルトはアンモニウムイオン(総アンモニア)を僅かに含有しています。これはライブシーソルトの成分バランスを調整する為に必要な一部の配合材料にアンモニアが含まれている為で、ライブシーソルト濃度35‰、pH8.2、25℃時で生体に影響のない(総アンモニア<0.5ppm、アンモニア量<0.04ppm)で製造管理しております。 |
コンディショナー |
Q1 |
コンビネーション1とコンビネーション2はなぜ分けているのですか? |
A1 |
大きな理由として3つあります。 1つは防腐剤を必要以上に添加することを避けたためです。水溶液中に有機物を溶かした場合その腐敗を防ぐために防腐剤を使いpH値を下げておかなければいけません。不必要に防腐剤を使いpH値を下げる要因を無くすために無機物と有機物とにわけ、有機物であるコンビネーション2は 乾燥粉体にしています。 もう一つの理由としてコンビネーション1とコンビネーション2は各々働きかけるものが違うためです。コンビネーション1はサンゴに共生している褐中藻の光合成の働きを促す成分が含まれておりコンビネーション2にはサンゴ虫の捕食によって得ている栄養分が含まれています。生体の種類や状態、システムの違いによって使い分けることで効率良くコンディショナーを使用できるようにしています。 最後の理由としては魚水槽にも対応できるようにしているからです。天然海水と人工海水の大きな違いは人工海水はすべて無機物からなり栄養分として有益な有機物を含んでいないことです。コンビネーション2はこの有益な有機物を添加し、より天然海水に近いものにするために開発した添加剤です。ですから、魚にとっても有益な栄養分として与えることができます。 |
Q2 |
バッファーalとバッファーpH/alはどのように使い分けたら良いのですか? |
A2 |
バッファーpH/alはpHが8.4でアルカリ度が安定するように設定し、バッファーalはpHが8.2でアルカリ度が安定 するように設定しています。共にアルカリ度とpHをすばやく上昇させ、すぐに低下しないように配合しています。バッファーpH/alはサンゴ主体の水槽でpHを8.4以下で管理した時にご使用下さい。バッファーalは魚主体の水槽で、pHを8.2以下で管理したい時にご使用下さい。 |
Q3 |
バッファーpH/alを入れ続けるとpHはどこまで上がるのか? |
A3 |
バッファーpH/alは安全性を考え、pH値が8.4あたりで上昇が止まるように調整しています。しかし、pH値ばかり気にしてアルカリ度が適正値をこえるような添加はしないようにして下さい。必ずバッファーpH/al を使用した翌日にはアルカリ度を測定するようにして、pH値も低く、アルカリ度も低いようであれば再度添加するようにして下さい。 |
Q4 |
バッファー剤は、粉末のまま直接海水中に添加するとどうなるのですか? |
A4 |
LIVESeaバッファー剤は独自の配合によりそれ自体でイオンバランスを調整していますので、必ず真水で溶解させ、水溶液として添加してください。水槽内に直接粉末のまま添加したり、溶解する水を真水ではなく、水槽の海水を使用すると海水中のカルシウムやマグネシウム、その他の イオンなど結合しやすいものから先に結合していきますので、白濁りし沈澱することがあります。バッファー剤は真水で溶かし水溶液にすることで、イオンバランスが整い、それを添加する事で、海水中で結合が起こらないようにしています。バッファー剤をご使用の際は、必ず一度水道水などの真水に溶かしてから使用して下さい。決して粉末のまま水槽内に添加しないでください。 |
Q5 |
バッファー剤を添加したのですが、すぐにpHが下がってしまいます。 何が原因として考えられますか? |
A5 |
LIVESeaのバッファー剤はpHを上げ、安定するように配合しています。生体やシステムによって上昇値は変わりますが、LIVESeaのバッファー剤を使用しても、pHがすぐに下がったり、安定しない場合、すでに海水中のイオンバランスが崩れていたり、 システムがしっかりと機能していなかったり、水が劣化していたり、状況は一概にいえませんが様々な原因が考えられます。バッファー剤を使用してもすぐにpHが下がる場合は、一度水換えをお勧めしますカルシウムリアクターを使用している場合、リアクターから遊離CO2が流入しpH値を下げている可能性があるので、その場合はリアクターを停止させ、翌日にpH値を再度確認して下さい。pH値が上がっているようでしたら原因はCO2の添加によるpH値の低下なので、システムの見直しをして遊離CO2の添加量を抑えて下さい。 |
Q6 |
バッファー剤を使用するとプロティンスキマーはオーバースキミングしますか? |
A6 |
LIVESeaシリーズのバッファー剤を使用してもオーバースキミングはしません。 |
Q1 |
定着部に色ムラがありますが問題ありませんか? |
A1 |
問題ありません。ワムシ自体は定着部分にほぼ均一に固定されています。 |
Q2 |
本当に蘇生しているかわかりません。 |
A2 |
出荷する前に同ロットの商品に対し、蘇生テストを行い、蘇生が確認された商品のみを出荷しております。水中にシートを入れると、10分ほどでワムシが蘇生し、シートから離れていきます。その際に孵化仔魚が摂餌してる姿を観察していただくことができるかもしれません。
他のインスタントロティファ動画を見たい方はwebTVへ |
Q3 |
海水魚や汽水魚には使用できないのですか |
A3 |
使用されないことをお勧めいたします。蘇生する際、水中に塩分が含まれていると蘇生率の低下につながることが確認されています。また、インスタントロティファのワムシは淡水性なので、海水中や汽水中での生存も不可能です。 |
Q4 |
より多くの水量で使用したいのですが、どうすれば良いですか? |
A4 |
使用するワムシのシートを増やしてください。水量1.5ℓ、孵化仔魚100匹に対し、1枚を基準としてください。 |
Q5 |
ビーシュリンプに与えたいのですが、シートごと沈めてしも問題ないですか? |
A5 |
問題ありません。ただし、シートは分解されませんので、エビが食べ終わった後は除去してください。 |
Q6 |
水温が20℃未満では蘇生しないのですか? |
A6 |
蘇生率が低下したり、蘇生に時間がかかる恐れがあります。 |
Q7 |
未使用のシートを誤って濡らしてしまいました。問題ありませんか? |
A7 |
濡れてしまった後、すぐに使用するのであれば問題ありません。濡れてしまったシートをサイドアルミ袋に戻さないでください。濡れていないシートまで使用できなくなります。 |
Q8 |
台紙にシールが貼っていますが何ですか |
A8 |
製造ロットナンバーです。商品の追跡に利用するものなので剥がさないでください。 |